アメリカのガスコンロのとろ火は若干危険

日本のガスコンロでもそういうものがあるのかもしれないが、アメリカのガスコンロは強火から始まる。とっての部分を回して、着火させた際、まず最初に強火から始まって反時計回りに奥まで回すと弱火になる。日本にいた頃に経験したガスコンロは全て弱火から始まっていたと記憶している。

ちなみに英語でガスコンロはGas stove(ガスストーブ)というようだ。

今まで自分は日本の「とろ火(この記事を書くにあたって、31年生きてきて初めてとろ火という単語を知った)」に該当するLOの位置まで火力を下げたことがなかったのだが、今冬に入ってから鍋料理を覚えてからというもの、割と頻繁にこの最小の火力を使うようになった。

この「とろ火」の特徴は「鍋が全く煮立たない」という点にある。だから、鍋の保温にとろ火はいいのだが、先日、とろ火にしていることを完全に忘れて、数時間放置していたところ、鍋がほぼ干上がってしまい、水分がほぼ揮発して濃縮された鍋出汁がグツグツと煮立っているところを、寝る直前にギリギリ発見した。危なかった。

具材がたくさん入っていて水分がたくさんの状態だと煮立たないけど、全く加熱力が失われているわけではないらしい。自分はこのとろ火は保温のためだけで、加熱はしないと思っていたが実はそうではなかったみたいだ。危なかった。

それ以来、消し忘れが怖くて、このとろ火は使っていない。多少冷めても十分に冬に食べる鍋はうまい。

これは本日作ったキムチ鍋。アメリカでも白菜が一部のスーパーでNappa cabbage(ナッパキャベジ)の名前で売られている。味も悪くないと思う。

ちなみに鍋出汁はBethesdaにあるHinataに売られている。マルイチには鍋出汁が置いていなくて、鍋出汁だけは仕事終わりにひなたまで出向いて買っている。アメリカでこれだけ種類が手に入れば十分である。自分はごま豆乳が好きかな。

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