虫歯治すためにアメリカで歯医者に通った話その2(アメリカの虫歯治療ってどんな感じ?)

前回の記事でアメリカの歯医者に意を決して通った話を記事として書きましたが(歯科保険加入、1000ドルを超える治療費など)”虫歯治すためにアメリカで歯医者に通った話その1(治療費が高いって本当?)“、今回は具体的にどのように治療が進められていったかについて書いていこうと思います。

次の予約は一ヶ月後。のんびりしている虫歯治療。

前回の記事で初期検診により、C2の虫歯が8本見つかった話をしましたが、実際の治療は分割で行われました。まずは一番奥のC2の中でも一番酷かった虫歯からでした。全ての虫歯がそうかわかりませんが、歯の隙間など磨くのが困難な部分から虫歯が進行していくのが一般だそうで、自分の場合は連なった歯が虫歯になっていました。そして一回の治療でその連なった歯が2~3本ずつ治療されて行きました。

日本と違うなと感じたのは、麻酔の量です。麻酔の液量が多いなと感じました。いや、実際に液量を見たわけではないのですが、詳細については断言できないのですが、とにかく長い時間かけてブスブスと大量に麻酔された記憶があります。まあ、そんだけ麻酔されたら痛むことはないかと、逆に安心しましたが。あと、歯と歯の間に何か杭みたいなものも撃ち込まれた記憶があります(もう一年前の話で若干記憶が曖昧です)。

まあ細かい治療法の差はさておき、1時間から1時間半くらいかけて、その日のうちに削りと穴埋めまで一気に行われました。感想としては、まず治療痕が残らないということ。もしかすると日本でもそういう所は減ってきたのかもしれませんが、いわゆる銀の詰め物をするのでなく、歯の色と同じものを詰められて、鏡で自分の歯を見ても、どこが治療されたかわかりませんでした。まあ、男なんでその部分はどの道あまり気にしていなかったのですが、「大した技術だな」と感心しました。噛み合わせも丁寧に何度も合わせてくれて、一年経った今のところ全く問題ありません。日本と比較すると料金はだいぶ高いですが、少なくとも治療においては全く問題なかったと言っていいと思います。

もう一つ日本と異なった部分は次の予約が一ヶ月後であるということでした。日本にいた時はせいぜい一週間後くらいには次の予約が取れたのですが、少なくとも自分が通っていた歯医者は、人気もあってか、まだ虫歯が残っているにも関わらず予約が一ヶ月後でした。もしかすると虫歯のステージや進行具合を見て臨機応変にされているのかもしれません。少なくともC2の自分の虫歯は一ヶ月後の予約で大丈夫みたいでした。後日、知り合いの歯医者に聞いたのですが、大人になるとエナメル質が詰まってきて、虫歯の進行が子供と比べ、遅くなるそうです。そんなこんなで、約4ヶ月かけて8本の虫歯を治しました。料金の方ですが、当初見せられた見積もりより数100ドル安かったです。もしかすると少し多めに見積もっていたのかもしれないです。

少し長くなりましたので、また次回。次回は最後にその歯医者で進められたおすすめ歯磨き粉、歯磨き法を紹介しようと思います。

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コメント

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