虫歯治すためにアメリカで歯医者に通った話その3(アメリカの歯科医に教わった歯磨き方法)

前回までの記事で、アメリカの歯科保険、治療代、そして実際の治療及び術後について書きました。

今回の記事では最後に、アメリカの歯科医から教わった、おすすめの歯磨き方法について紹介しようと思います。

アメリカでは電動歯ブラシを使おう!

実際に担当医からもすすめられましたが、日米に限らず、電動歯ブラシの方が磨く力が断然強いので、電動歯ブラシで歯を磨くことをおすすめします。実際に筆者も、虫歯だと思われた黒ずみが電動歯ブラシを使うことで、綺麗になったという経験があります。その時は手動では無理でした。それに加えて、アメリカでは電動歯ブラシを使った方がいい理由がもう一つあります。それは、市販の手動歯ブラシのヘッドが異様にでかいということ!一番左の取手が青い歯ブラシが筆者がMARUICHIという日本食料品店で買った、一般的な日本の歯ブラシです。そしてその右の、Face Valuesと取手に書いてあるのが、アメリカでの市販の歯ブラシです。大きさの差は歴然でしょう。アメリカに来た当初、何回か使いましたが、あまりの使いずらさに一瞬でやめました。しかし、電動歯ブラシに関してはヘッドが小さいのです!一番右の写真のように、日本の手動歯ブラシのヘッドとほぼ同じ大きさです。値段は確か40ドルくらいで、決して安くはなかったですが、歯磨きの効率を考えると、いい買い物だったと思います。

フッ素入りの歯磨き粉とリステリン

歯磨き粉に関して進められたのは、フッ素入りのものを使おうということでした。歯科医からおすすめサンプルとしてもらったのが、CrestのGUM DETOXIFYでした。写真の赤線で示していますが、”Fluoride toothpaste for anticavity and antigingivitis“とありますね。日本語に訳すと、「虫歯予防と歯肉炎予防のためのフッ化合物入り歯磨き粉」と言ったところでしょうか。そしてリステリンに関しても、フッ素入りのものを進められました。アメリカはリステリン文化でたくさんの種類のリステリンが存在するのですが、フッ素入りのものは意外と限られています。左側の紫色のものがそうです。もちろん、フッ化物の人体への影響を懸念する声もありますが、「こんだけみんな使っているのなら大丈夫かな?」というのが筆者の意見になります。なので一年前から、歯磨き粉とリステリンはこれらのフッ化物入りの物にシフトしています。

赤線の部分にAnticavity fluoride(虫歯予防フッ化物)とありますね。

デンタルフロスをする習慣をつけよう!

最後に言われたことが、「毎日デンタルフロスをしなさい!」でした。デンタルフロスの習慣なんて全くなくて、そもそもやり方も分からなかったので、最初は「そんな無茶な」と思ったのですが、YouTubeでやり方を覚えたら結構簡単にできるようになりました。うつ病で歯磨きそのものをサボりがちな筆者ですが、歯磨きする時はほとんどデンタルフロスをできるようになりました。

自分が考えるコツとしては、「ケチらずにしっかりと糸を出す!」ということです。下のYouTubeの動画では40cmと言っていますね。最初分からずに10cmとかでトライしてたら全くうまくできませんでした。しっかりと糸を長くとって手に数回巻き付けることで、強い緊張を生み出すことができます。これにより、手から外れることなく、歯間の奥までフロスを行き渡らせることができます。

デンタルフロス・歯間ブラシの正しい使い方【コメリHowtoなび】

なんでも知り合いの歯科医曰く、デンタルフロスは本当に大事らしく「もし飲み会で深夜に帰ってきて、すぐにでも寝てしまいたい時、歯磨きかデンタルフロスどちらかだけするのなら、デンタルフロスを選ぶ」とまで言っていました。確かに歯の表面は舌でも汚れが取れるかもしれませんが、歯の間は人工器具を使わないと汚れが取れませんもんね。

以上が筆者のアメリカ歯医者体験記となります。高い治療費は払ったけど、こうやって、いろいろ教わったし、ブログのネタにもなったから、行っといてよかったかな。もう行きたくないけどね。

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