某配車アプリの運転手から男が引くような下ネタをされた話

あえてブログで書くような話でもないのだが、いや、こういうしょうもない、どうでもいいことこそが本来のブログのネタの本懐というものであろうか。

先日、某配車アプリで車に乗った時の話である(めんどくさいので以後タクシーと表現する)。乗客は自分一人で運転手はアジア系のおじさんで、会話の中でベトナム人であるということを教えてもらった。

この手の配車アプリの運転手は基本的に無口で、なんの会話もなく目的地まで連れて行かれるケースが、自分の場合はほとんどなのだが、今回の運転手さんは最初からフレンドリーでよく喋ってきた。

自分が日本出身で、来年くらいに日本に帰りたいと考えていることを伝えると、その運転手さんは自身が日本に観光した時のエピソードを話し出した。

運転手さんが「シアチュマッサージ知っているか?」みたいなことを聞いてきて、最初なんのことだかわからなかったのだが「ああ指圧マッサージね」とわかり、そう返答した。運転手さんは日本に観光した時に指圧マッサージを受けて、大変よかったとのことを自分に熱弁してきて、自分は行ったことがないことを伝えて、話に頷きながら窓の外を眺めていた。

ちょっとお酒も入って眠くて疲れていたので、半分くらい上の空で話を聞いていたのだが、運転手さんが急に「日本のシアチュのサービスは最高だった。女の子がめっちゃ綺麗でコンドームもしなくてよかった」みたいなことを言い出して「はっ?」ってなった。

「え?指圧?ソープランドでなくて?」みたいなことを聞き返すと「ノーノー シアチュ」と返答された。

あまりに話がピンとこなくて、降車後「指圧 風俗」みたいに調べてみたのだが、それがなんだったのか、自分には探し出すことができなかった。ケンコバがアメトークで「グレーゾーンマッサージ」の話をよくしていたが、それのことだったのか?でもそんな生本番までありのエピソードは聞いたことがない(テレビでそんなトークはできないだろうが)…

その後もその「シアチュ」の良さを熱弁し、「あなたも独身なら日本に帰ってからぜひ行くべきだ」と勧められてた。

その後も車中で、ずっとシアチュの話をしていたのだが、今度は「俺の友人がPorxxxxやXVidxxxにアカウントを作ってハメ撮りをアップロードをしているんだ!」という話を意気揚々と始めて、流石に「しんどい」と思った。

「気を使って機嫌よく話聞いてたけど、これタクシー運転手からされる話なのか?ジャルジャルのコントレベルの状況だぞ。しかもアメリカで(日本の方がもっとないか)。いくら男でも、流石にタクシーの中でこんな話聞きたくない」

そう思って、返事も有耶無耶にして、無言で窓の外をずっとみることにした。運転手も自分の空気を察してくれたのか、それ以降、その話をしなくなり、運転に集中してくれた。だが、その後渋滞に巻き込まれて、下車までずいぶん時間がかかってしまった。

タクシーを降りる際に運転手は「シアチュだぞ、シアチュ。日本に帰ったら絶対に行くんだぞ!」と言ってきて、決して自分の空気を察して会話をやめたわけではなかったことや、しつこさと「どんだけシアチュ好きなんだ笑」という思いで、呆れて笑ってしまった。「OK OK 行くよ笑」と言ってタクシーをおりた。スマホに評価とadditional tipの通知が来たが、もちろんチップはゼロで評価も3にした。正直に”too much porn”とでも書こうと思ったが、タイプするのがめんどくさくて、「喋りすぎ」の欄にチェックを入れておいた。

ただそれだけの話。

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