アメリカあるあるの「電話じゃなきゃ解約できない」をこなす

今朝方、Road Runner Sportsというランニング用品店のVIPメンバーシップを解約した。

一年位前に、そこでランニングシューズを買ったのだが、その時、適当に「Yes Yes」と言っているうちに、VIPメンバーシップに入っていたようだ。

なぜ気づいたかというと、クレジットカードに年会費が勝手にチャージされていたからだ。自動更新されるらしい。。。Road Runner Sportsでそれ以来一度も買い物してないのに$39.99ドルチャージされていて、おかしいと思ったのだ。ふざけんな。

一応、40ドル分のポイントがアカウントに溜まっていたのだが、腹立たしく、40ドルを使ったのちに即刻解約しようと思って、Road Runner Sportsに出向いた。

その店は、個々人に担当店員が接客につくシステムらしく、レジに人が並んでいても、店の中で靴を選んでいる人がいると、だいぶの時間無視される。自分の前に黒人のお姉さんが5分以上文句も言わずに待っていたのだが、このレジで待つということに関してはアメリカ人は異様に忍耐強く、あまり機嫌は崩していないようだった。

自分も携帯をいじりながら、10分近くレジで待っただろうか。こうなればこっちも意地だ。態度に表さず、機嫌よく待ってやる。

ようやく買い物を済ませて(マッサージ用のバーとサングラスを買った)、アカウントにある40ドルを使い切って「この国を離れるから」とか嘘をついてVIPを解約したい旨を伝えると、レジの人から「ここに電話してくれ」と言われた。。。

「店じゃ解約できんのかい!!!」

なんか、以前もこんなことがあった。もちろん、会社などにもよるのだろうが、クレジットカードとか保険とかの解約は電話じゃないとできないことが多い。ネットではできないのだ。

本当にこの国は英語弱者に優しくない。電話だと多くの場合、自動音声につながるのだが、その自動音声がまた聞き取りづらく、何回も繰り返し聞かないとわからないのだ。

そんなわけで、今朝指定された番号に電話をかけたのだが「コロナで人手不足だ」みたいな自動音声が流れて、一向に繋がらない。幸いその日は顕微鏡室に一人でこもれたので、顕微鏡をみながら、電話をかけっぱなしにしていたのだが、最初の20分は繋がらず、勝手に切れてしまった。

再度挑戦して、15分後くらいにようやくオペレーターに繋がった。社会人の一人暮らしで、こんなに根気強い奴いるのだろうか。。。

幸いというか、なんというか、オペレーターの人はテンションが高く、気さくで「あなたの住所のそばに妹がいるわ」とか世間話も混ぜつつ、VIPを解約してくれた。

流石に在米4年。こういう機会はしばしばあり、当初嫌で嫌で仕方がなかった電話もそれなりにできるようになってきた。今も流暢に話せるわけではないけど、Sorry?と聞き返しながら、わからないところは、聞き返して、それでもわからなければ、わかったふりをしながら、50%くらいの理解力で英語で電話している。

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