置きに置く!アメリカの置き配がだいぶ置きにいっている話

本人不在の場合、配達物は基本的に玄関前に放置!

今日はアメリカに来て驚いた、宅配システムについて紹介しようと思います。

日本であればポストに入らない配達物以外は基本的にサインありの手渡しで配達されることになると思います。そして本人不在の場合は不在伝票が入れられ、再配達を依頼する形になります。筆者も日本で一人暮らしをしていた頃はこのシステムのお世話になり、というか配達業者の方にだいぶ迷惑をかけ、幾度となく再配達を依頼しました。学生って基本的に日中家にいないんですよね。。。受け取る側も再配達を依頼するのがめんどくさいし、おそらく配達する側も同じくらい、というかそれ以上にフラストレーションが溜まっていただろうと思います(申し訳ありませんでした)。コンビニ受け取りが可能になってからは、可能な限りコンビニ受け取りをお願いしていましたが、コンビニ受け取り不可なものも結構ありました。仕舞いには集配局まで自分で取りに行くなんてこともありました。

その点アメリカの配達は本人不在の場合は基本的に玄関前放置です!COVID-19が流行してからは玄関前にすら持ってきてくれなくなりました。下の写真を見てださい。一階のロビーに山積みです。アマゾンの場合、メールで配達が通知され、自分でロビーまで取りに行く形になります。しかし、1人暮らしの自分にとってはこの徹底的な置き配システムが非常に心地良いのです。

アメリカに来てから3年間で、70件以上アマゾンでオーダーしていますが、自分は今まで一度も配達物の盗難に遭ったことがなく、ぶっちゃけアメリカの置き配文化にはかなり満足しています。配達する側だけでなく、受け取る側も本当に楽です!そして電子機器など比較的高価な物が配達される場合は、下の鍵付きのロッカーに入れられ、鍵が自分のポストに投函される形になります。アマゾンでKindle端末を注文した時にこのシステムで受け取りました。いずれにせよ本人不在で成立します。

高額商品は玄関前に置き配されない

前提条件として自分が住んでいるアパートがメリーランド州という比較的治安の良い場所に位置することと、オートロック付き(だいぶしょぼいオートロックですが)のアパートであるということは言及しとかなければなりません。それでもネットで調べる限り、アメリカのほとんどはこの置き配で成立しているそうです。

なぜこれが成立しているか、自分なりに考察してみます。まず「高額で換金が容易なものは(パソコンなど)玄関前に置き配されない」ということが、挙げられます。先ほどの鍵付きロッカーに入れられることもあれば、友人に聞いた話では近所のFedexなどの集配局に預けられることもあるそうです。だから、置き配されている物は基本的に盗む価値がない物がほとんどであるということがあります。筆者も先日、動物の森のガイドブックをアマゾンで購入しましたが、動物の森をプレイする人以外は盗む価値ほとんどないですよね。盗んだら窃盗で捕まるりますから、そのリスクに見合っていない物だけが置き配されているわけです。

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全ての日本人が同じ感想を抱いているわけではないですが、個人的にアメリカの置き配文化は日本に導入されても良いのではないかと考えています。配達される方の負担も大幅に減らせますし、受け取る側も再配達の依頼をかける手間が省け、いわゆるwin-winです。そして高価な品物だけ置き配しない。それで成立するような気がしています。

追記

先日iPadをamazonで注文したところ、本人不在で玄関前に置き配でした。何かの間違いかコロナの影響か、いやはや。。。いずれにせよ、高額商品が置き配されないためのシステムはあるのですが、それが適用されるかどうかはわからないと言ったところですね。恐るべしアメリカ。

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コメント

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