いや、結局Mr. Coffee買うんかい!

具体的にいつだったのか忘れてしまったのだが、確かコロナに入ってから、2020年のどこかの段階で、前任者から譲り受けた、Mr. Coffeeというコーヒーメーカーが壊れてしまった。スイッチを入れても、ライトは点灯するものの、うんともすんとも言わなくなってしまった。

アメリカに来た当初からずっと使っていたもので、これのおかげでコーヒーの淹れ方を覚えたから、少しショックだった。

「またコーヒーメーカー買おうかな〜」とも思ったのだが、コロナで暇だったし、手動でコーヒーを淹れようと思って。自分への誕生日ブレゼントに、電動コーヒーミルと淹れる容器を購入した。

ただ購入したはいいものの、結局あまり使わなかった。理由はめんどくさいからだ。買ってから改めて気づいた。これはめんどくさいと。

朝の短い時間に豆をひくのもめんどくさいし、お湯を少しずつ、ゆっくり入れなくてはならない。そして、あまりお湯を冷ましたくないから、ケトルから直接お湯を注ぐのだが、これだとお湯の量がわからなくて、どれくらいの量のコーヒーができるか予測がつかないのだ。

なおかつ、保温機能がついていないからすぐに冷める。そして冷めたコーヒーはあまり美味しくない。

それに加えて、そもそも自分で淹れたコーヒーというのが、どうもあまり美味しくなかった。これは錯覚かも知れず、確証はないのだが、やはりコーヒーメーカーで淹れていた時の方が美味しかった気がするのだ。なんか、酸っぱいというか変な味がするというか、昔はもっと美味しかったよなあ〜と感じた。

そんなわけで、月に1回くらいしか自分でコーヒーを淹れなくなってしまった。でも、眠気覚ましにコーヒーは必要なので、結果として毎日にようにNIHで一杯2.5ドルするスタバのコーヒーを頼んでいた。昔はマイカップを持っていくと1.3ドルだったのだが、インフレに加えて、コロナでマイカップの持参が不可になったため、どうしても2.5ドル払わざるを得なくなった。

月に20回注文したとして、50ドルだから、年間500ドルくらいはNIHのコーヒーにお金を使っていたことになる。

そんなわけで、「やはりコーヒーメーカーだ」と思って、Amazonで一人用のMr. Coffeeを注文した。他のメーカーを買おうかとも思ったけど、Mr. Coffeeが一番シンプルで安かった。

やはり、手早くコーヒーが作れるし、保温機能がついていて冷めない。なおかつ味もこちらの方が美味しい気がする。ありがとうMr. Coffee。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする