やっぱり、だらだら休日は必要

ここ1ヶ月くらい、週末何かしらの予定があり、特に過去2週間は連続で旅行して、さらに今週はラボミーティングの担当があったりと、かなり体力的にきつい期間だった。

以前、「カウンセリングで学んだ「仕事-休息-遊び」のサイクル」という記事で、休息と遊びは別々で考える必要があると言うことを書いた。平日全力で仕事して休日、溶けたように休むというサイクルを繰り返してはいけないと。

最近の自分は、日本にいた頃や、うつ病が酷かった頃の自分が驚くくらい遊んでいる。

それでも、自分にはだらだらと過ごす、時間を延々と無駄にするタイプの休息が、やはり月に2回くらいつまり、2週間くらいはそういう、どうしようもない、しょうもない休みが必要な気がする。

今日もそんな日だった。前の週は6時間かけて友人と代わりばんこでとある国立公園まで出かけて、非常に有意義だった。それに引き換え、今日はだらだらと6時間以上ゲームをしたりYoutubeを見たりしている。家事すらほとんどしていない。

一見すると、本当にこういうだらだら休日の過ごし方はもったいないような気がするけど、でも人間の体力には限りがあって、そしてそのHPも人によって量が違うのだ。遊びではMPが回復したり、リミットが溜まったりするけど、HPは回復しない。そして、残念ながらMPとリミットだけでは生きていけないのが人間なのだ。

かといって、HPばっかりあってMPが不足するのもダメなのだ。MPがないと魔法みたいに複雑なことができない。それが、仕事と遊びと休息の三つをうまく回す必要がある主たる原因だ思う。

ここ数年、というか特に去年あたりからよく遊んでいて、これは自分史上初めてのことである。大学生の頃ですらこんなに遊んでいなかった。こんなに遊んでいるのは小学生以来だ。

遊ぶようになって気づいたことがある。それは、HPの回復がもしかすると早くなっているかもしれないと言うことだ。さっき、月に2週間くらいはだらだら休日が必要かもしれないと書いたが、もしかすると1週間くらいでもいいのかなあ?と感じる。ゼロだとダメなのだけど、よく遊んでストレス発散できるようになってから、その日数が短くなっているようにも感じるのだ。

とはいえ、自分は一度うつ病になった身。そして自分は調子に乗りやすいのだ。調子に乗って、HPの回復を試みずに遊びまくっていると、また元に戻ってしまうような気もする。遊びつつもHPの回復もしっかりと意識しよう。

もう一つ、遊ぶようになって、このだらだら休日の幸福感がより一層感じられるようになった。今日は「やったー久しぶりに土曜日に際限なく二度寝ができる!!!」とえも言われぬ幸福感に包まれて布団の中でだらだらしていた。以前のあまり遊んでいなかった期間は、だらだら休日にそこまで幸福感を感じていなかったように感じる。

なぜだかはわからない。不思議なものだ。ただ、一つ感じるのは「遊び」と言うのは割と簡単に「達成感」が感じられる行動なのだ。例えば、どこかに旅行するにしても、着いただけで、目的が達成できた喜びを感じる。自分の場合、仕事ではそこまで頻繁に達成感を感じるのが困難だ。

達成感というのは勝利の感情に似ていると思う。そして、遊びで得られる達成感は決して誰かを打ち負かさずとも感じられる、健康的な勝利の感覚なような気がする。

もう少しぷらぷら遊んでみて、自分のこの感覚をより詳細に言語化できるようになればと思う。

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