カブトガニの産卵を見に行く!デラウェア旅行初日

先日カブトガニの産卵を見に、デラウェアまで一泊二日で旅行した。去年、デラウェアにカブトガニの死骸を見に行ったので、今年は生きたカブトガニを見に行こう、という魂胆である。

デラウェアにカブトガニの死骸を見に行く

Bethesda周辺からデラウェアの州都ドーバー(Dover)まで、車で3時間くらいである。結構な旅だ。仕事を速抜けして、次の日に帰ってくるという計画で旅行した。

6月の10日から11日にかけて行ったのだが、天気はどちらも雨だった。

1人での旅行だったが、自分でこんな計画を立てるのは久しぶりだったので、ウキウキした。

デラウェアというのは、アメリカでは比較的マイナーな州であるように思う。おそらく、現地で生活していないと行くことはない。日本からアメリカ旅行するときに、あえてデラウェアを攻めるのは、変わり者か、現地に知り合いがいるかのどちらかだろう。

カブトガニは5月と6月の新月、あるいは満月の満潮時に、産卵(spawning)のためにデラウェアのビーチに押し寄せるらしい。今まで潮の満ち引きに興味がなかったが、満潮と干潮は朝晩に1回ずつ訪れるらしい。夜の満潮時は10時頃のため、いくらデラウェアとはいえ、1人でくらいビーチに赴くのは気が引けたので、初日はドーバー周辺を観光することにした。

メリーランドと比較して、ドーバーは涼しかった。最近は常時半袖Tシャツを着ているのだが、それでは肌寒かった。ウインドブレーカーを持ってきて良かった。

ドーバーにはSilver lakeという湖があるので、そこに行った。穏やかないい公園だった。釣りをしている人が散見された。いったい何を釣っていたのだろうか?

湖を横切る歩道橋みたいなものがあり、そこを渡ったのだが、スマホを落としそうで少し怖かった。どうもこの湖は水質保全に取り組んでいるらしく、この滝なようなものも、そのためのものだろう。

食事をするために、ホテル周辺に戻った。ドーバーの街はRoute13を中心に、左右にホテルや飲食店が立ち並んでいる、シンプルな街並みだった。ど田舎というほどではなく、レストランのチョイスも豊富だったように思う。

夕食は海鮮が食べたかったので、カニ屋に入った。1人で入るのは勇気が必要だったが、これもブログのネタのため。CRAB DU JOURというチェーン店に行った。調べたら東海岸を中心に”どチェーン展開”していた。

コンボBを頼んだのだが、ちょっと失敗だったかも知れない。カニとエビがデフォルトで、あと一品魚類を選べる形式だったのだが、自分はcrawfishというものを選んだ。こんな感じで袋に入って出てきたのが面白かった。

ん?

ザリガニやんけ!

そうだった。どうぶつの森を英語でやった時に散々釣ってきたではないか。crawfishはザリガニだよ。カニとエビは大変美味しかったのだが、ザリガニははっきり言って不味かった。尻尾の部分にかろうじて食べる部分があるのだが、エビより味が淡白で苦味があって、旨味が足りていない。そしてこのザリガニがまた大量に入っているのだ。

2~3匹食べて諦めた。お持ち帰りもしなかった。

ホテルはこんな感じだった。

シンプルで、安価で、バスタブがなかったが、朝食も付いていたし、いいホテルだったように思う。

NBAのプレイオフのシーズンだったので、それを見ながら眠りについた。いつか女性と一緒にベッドで寝てみたい、けど自分は永遠に1人なような気がする。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする